2022年8月 ジョイ・ワーク引野施設全棟がUVカット施工完了

ジョイ・ジョイ・ワーク引野は生活介護事業所を運営しています。実は生活介護に通所されている利用者さん(Aさん)の中に、色素性乾皮症と言う難病の方がいます。太陽の紫外線にあたればあたるほど、シミや皮膚の乾燥が増え、皮膚がんを生じる事があります。神経症状も生じます。最初は難聴や足の変形などが生じますが、幼い段階では通常レベルの意思疎通であれば普通の人と同等に行うことができます。しかし徐々に言葉が不明瞭となり、体のバランスが取れなくなり、10歳を過ぎたころから神経、知能、身体とあらゆる面で症状が悪化していきます。

Aさんはジョイ・ジョイ・ワーク引野が生活介護事業所を開始した年(20153月)から現在も利用中です。何故なら、ジョイ・ジョイ・ワーク引野が2015.3月に完全UVカットの建屋を建築したからです。

その当時、Aさんのご家族は特別支援学校卒業後の進路に困られていました。それは、紫外線カットの建屋の施設が福山市内に一カ所も無かったからです。運よくジョイ・ジョイ・ワーク引野は2015.3月から生活介護事業所を始める予定でしたので、Aさんの家族から相談を受け、まだ設計の段階でしたので、即、建屋を完全UVカット施工にしました。

ジョイ・ジョイ・ワーク引野には3つの建屋がありますが、当初Aさんが利用していた建屋は1つの建屋だけでした。ですから、施設の行事等でAさんが別の棟に行く場合は、UVカーテンをその都度部屋中に張りめぐらし紫外線対策にかなりの神経を使っていました。

Aさんがどの建屋で過ごしてもいい状態にしなければならない課題と向きあって7年が経過。残りの2棟の建屋を計画的にUV施工し、この度やっと、2022.8.6に最後の棟のUVカット施工が完了致しました。これでジョイ・ジョイ・ワーク引野の全ての建屋がUVカット対応となりました。施設全体がUVカット対応の施設は、おそらく広島県ではジョイ・ジョイ・ワーク引野だけだと思います。色素性乾皮症は2万人に一人の確立で発症する難病です。太陽の下では『NASAの宇宙飛行士が着る素材の帽子と防具で身体を守らなければいけません』太陽が沈んた時間がAさんが安心して外出出来る時間です。

Aさんが太陽が出ている時間でもカーテンを開けて、他の利用者さんと一緒に“働き”“楽しく活動をする場”が提供出来るようになった事を皆様へご報告させて頂きます。