ふくろーずin柳津小学校

2025年7月9日、柳津小学校で福祉体験授業を行いました。今回のミッションは、子どもたちに車椅子体験とアイマスク体験そして講和を通して、福祉について深く学んでもらうことが目的です。「みんなちがってみんないい」この講話では、障がいがある方との関わり方について、具体的な例を交えながらお話しました。また、私たちが日々携わっている生活介護のお仕事についても少しご紹介し、福祉の仕事が社会でどのように役立っているかを伝えました。多様性を認め合うことの大切さを感じてもらえたと思います。車椅子体験では、実際に車椅子に乗って廊下や下駄箱の道を移動。普段何気なく使っている学校の通路が、車椅子を利用する方にとっては大きな障がいになり得ることを実感。下駄箱前のわずかな段差や、廊下の曲がり角1つでも車椅子で通る難しさを体験し「気づき」がたくさん生まれたようです。アイマスク体験では、アイマスクを装着して視覚を遮断し、誘導役の友達の声だけを頼りに歩きます。見えない事への不安や頼ることへの大切さ、そして声掛け1つで安心感が大きく変わることを学んでもらいました。「助け合う気持ちや」や「思いやりの心」を育む貴重な時間となりました。授業中、子どもたちは真剣な表情で話を聞き、積極的に体験に参加してくれました。「実際に車いすに乗ったり、目が見えない体験をすることで、困っている人がいたら声をかけたい」といった感想も聞かれ、福祉への理解が深まったことを感じました。今回の授業が子どもたちの未来に役立つきっかけとなれば幸いです。